イングランド編①
2021-05-07
■第30話《マージーサイドポリス!!!》■
ウィーン警察で必要だったことって何だったっけ?
「あっそうだ(^O^)v」旅行のための英会話の本を確認してみよう!!!
必ず、「すられた」「失くした」「忘れた」って場合の会話があるはず。
メモメモφ(.. )
伝えることは・・・「失くした」ロストだよね。
「証明書がほしい」って言わなくちゃ。
「これだ! アクシデントレポート!」
「クレジットカード番号」「失くした場所」「日時」
「あっ、そうだ!」
アルバートドックで栓抜きを買った時のレシートを持って行こう。
最後に使ったって言えば「場所」と「日時」は解決!
私の名前、TEL、アドレス、パスポート番号もメモメモ・・・
連絡用にここのホテルの住所やTELも必要だね。
次々メモメモφ(.. )
書き忘れは絶対ダメだよ!
「完成\(^^\)(/^^)/!」
これで英会話が出来なくても伝わるよね。あら、まだ15時前だよ。余裕じゃ
ん!
「あっ、警察署って何処だろう、、、」
ホテルのフロントに聞こうかなあ、、、でも、説明は聞き取れないし・・・
「そうだ!」スカウスハウスさんのホームページにあった!
トラヴェルガイドのインフォメーションに確か警察署の場所や住所があったは
ず!!!
あのページって印刷してきたよね。
ほらっ! こんな準備も役にたっちゃってる(^^)v
「あった〜!」コーチステーションの近くなんだあ。
でも、どうやって行こう。
シティセンター辺りの地図からは、はみ出ちゃってるから場所が分からない
よ〜(゜゜;)
「そうだ!」ホテルの前にはタクシーが待機してるんだ!
「タクシーかあ。。。」
「まだ乗ったことないなあ。。。」
ガイドブックには、「まず窓から行き先を告げて「OK」なら乗車する」って書い
てあったよ。
「やるしかないかあ・・・」
行き先のミスも許されない!
時間のロスなんて絶対ダメ(`´X)
「よし!」
警察署の住所が書かれた印刷物を持って、
メモももちろんバッグに入れて、
このままアンフィールドに直行出来るようにしとこう!!!
観戦ように着替えて、マッチマフラーも巻いて、チケットも忘れないように!
「さあ、準備は出来た!」
なんだか、警察署に行くのに自信が出てきちゃった私( ̄^ ̄)
この勢いで出発!!!
まず、タクシー!
窓を「コンコン」って叩くと開けてくれるんだよね。
ドライバーさんに印刷された警察署の名前と住所を見せて、
「ここへ行きたい!」って言ってみる。
これなら発音を間違えられるミスはないはず。
そして初めてのイギリスのタクシー。
何だかとっても広い車内にドキドキ(゜ο゜)
補助席が隠れてるなんて知らなかったしね。
警察署は近かったよ! すぐに到着。£5位だったかな。
チップにもう£1。
日本人にはチップの計算って面倒だよね。慣れてないもの。
だから£1コインを他の場所に分けてあるんだ。
いつでもすぐに渡せるようにね。
こうして用意してあると、気も楽ですよ〜(*^-^*)ゞ
さあ、警察署だ。緊張の一瞬。中に入るとまたドア。
いきなり入れないように簡単なカギ?
奥に座ってた人が入り方を手振りで教えてくれてる。
扉が開いた・・・
目の前のカウンターに制服を着たきれいな女性のお巡りさん。
カウンターに進んで、お巡りさんにメモを見せる('◇';ゞ
「クレジットカードを失くした」「アクシデントレポートがほしい」って言って
みる。
そして忘れちゃダメだよ! 「英語が苦手です」って言わないと・・・
お巡りさんはうなずいて、私のメモを見てる。
そこで、次にクレジットカードを使って買い物した最後のレシートも見せる。
ニコニコと頷きながら、すぐに用紙を取り出して記入を始めてくれまし
た_ρ(^^ )/
「フーッ! うまくいったみたいV(^0^)!!!」
すらすらと私のメモやレシートを見ながら記入してくれてる。
途中、英語で質問をしてくることもない。
私のメモで足りたみたいだ〜。
やっぱりウィーンでの経験が生きてたね。
15分程で無事に証明書を手渡されたよ。
用紙をみると「LOST PROPERTY」って書いてある。
「Merseyside Police」だって\(^O^)/!!!
「マージーサイド・ポリス」って書かれてるのみたら何だかとっても嬉しくなっ
ちゃいました。
「すごーく素敵な思い出とお土産が出来ちゃった」って感じ!
実は、カードが不正に使われなければ、この証明書を提出する必要がないんです。
私の手元で保管しておけばいいんですよ。
時間はまだ16時前だし、カードはストップされてるしから、実害はなかったし〜。
そして、「マージーサイド・ポリス」の証明書なんて頂けちゃって、
「宝物になっちゃいそうo(^^o) (o^^)o!!!」
だから私って「めちゃくちゃ前向きだよね〜」って言われちゃうんだなあ。
反省も少しはしないと・・・(;´д`)
本当はちょっぴり不安だったから、
今朝、ティケットを届けてくれた方の優しいお言葉、
「何かあったら遠慮しないで連絡してくださいo(^-^ )」
失くしたことがわかった時から、こうして解決する間に、
幾度となく思い出しては「甘えちゃおうか・・・」って思いましたよ。
でも、その度に
「自分でしなきゃ!」
って、甘えたい思いを振り払っていたんです。
さあ、これでクレジットカードの処理も終了! いざアンフィールドへ!
…で、どうやって行くの? ここはどこ(・・ )?
続く